Identify

Kaneko Takuji



JAN/UPC/EAN
4511820925733



1.制作意図


ミュージック・シンセサイザーという電子楽器、もう珍しくはない。モーグ(ムーグ)発明以来、今や記憶した波形データーをプレイバックするものや、機械式発振機を計算でまかなうものなど、多岐に分かれ展開するまでになった。しかし、かような状態では、シンセサイザーとは一体何か、という疑問も当然沸いてくる。

何でも出せる便利なハコ。という印象が一旦植え付けられると、世間の目(指針)はもう容易に変えられない。
同時に演奏、プレイする人間にもそれを世間は当てはめようとする。むりからぬことではある。

そういった特性からか、アレンジの仕事は特に多い。もともとアレンジは好きだった(得意とは言わない)。シンセサイザープレイヤーにアレンジを頼む=何でも音が出せる=便利屋的な図式は証明された。それは作曲についても然りで、CM、ジングルはもとより、演歌、民謡、クラシック等、ありとあらゆるジャンルの仕事が入ってくる。

しかし今の時代、正直、シンセサイザー=何でも音が出せる=即、便利屋、的な図式はいかがなものか。

と言うのも、今はPCさえあれば、音楽的知識がなくても、誰でも曲が作れてアレンジもできてしまうのだ!更には、ループという素材さえあれば、それらを組み合わせ、いかなるジャンルであろうと作曲(?)できてしまうという。んなバカな!
従って、誰に頼もうと、「それなりの」クォリティーの作品は簡単にできてしまうのだ。もっと言及すれば、よほどの面倒くさがり屋でない限り、「人に頼む必要性」がないのだ。現にPCと「歌うソフト」で曲を作って動画サイトに投稿している人が多数いるではないか。

では、Kaneko Takujiとして、シンセサイザープレイヤーとして、の立ち位置はどこか。レーザーショウなのか。

便利屋的図式は取り払い、シンセサイザープレイヤーとしてのあらたな責務を果たすべく取り組んだ。
納得できる曲の創出。今主流の、PCあるいはソフトに全面的に頼らない方法論、録音方法、編曲方法の確立。アナログレコーディング精神の復活。
それらすべてを包括した最初の作品がIdentify。


2.記録方法

MIDIはDAWに実装されているコマンド=クォンタイズを極力使わないで記録された。オーケストラ音の多重録音では各パートを納得いくまで録り直した。

ハモンドはB3を弾いてラインで記録した。

レーザーショウの作品はミックスに戻り、音の差し替えを行った。

エフェクトプラグインはUADのものを中心に使用。その他多数。
トータルEQコンプは不使用。リミッターゲイン1dB以下。
また音圧レベルは最大-14LUFS程度と低めに設定した。


3.曲データー


01.Vector Future Elma 5'06"
ISRC:JPZ921301836
JASRAC:191-3891-1


02.Adden's Destiny 5'07"
JPZ921301835
191-3893-8


03.Kick The Rules 
JPZ921210592  4'38"
187-7218-8


04.嘉利吉の波 
JPZ921210591  4'32"
187-7219-6


05.孤高 
JPZ921210596  4'40"
187-7199-8


06.Plans Of God 
JPZ921210593  4'23"
187-7217-0


07.Eternal Peace
JPZ921210589 4'45"
187-7232-3


08.Freedom Wing 5'02"
JPZ921208444
187-1490-1


09.Wings 6'31"
JPZ921208439
187-1506-1


10.Only Human Cry And Laugh  
JPZ921210590  3'20"
187-7228-5


11.The Wildlife Symphony 5'36"
JPZ921208438
187-1508-7


12.Song For MkU 
JPZ921210595  2'46"
187-7202-1