●私の愛器を紹介します
〜Roland MC-500〜
ローランド エムシーごひゃく


←これがMC-500です

1.特徴


国産シーケンサーはMC-8、MC-4という名機を発端に進化を続け、その後、やっと一般向けシーケンサー専用機MC-500が誕生したのです。今となっては使っている人はまずいないであろうこの名機を私は未だにメインで使っているのです。実はもう2台目なのですが。使いつづけている理由は、使い慣れている事、それだけです。機能的には現在のパソコンのシーケンスソフトの足元にも及びません。オモチャみたいです。でもその不自由さを知り尽くした者には、それを克服するテクがなぜかわかるものです。パソコンのモニターに気をとられて耳がお留守になってしまうこともありません。分解能96という低い数値は考えものですが、要はシーケンサーを使わず、最初から録音すればいいだけのこと。問題ないです。まあ、MC-80もでたし、そろそろ買い換え・・・れたらいいなぁ!

2.弱点

すべてにおいて時代遅れであることでしょう。トラック数は4、クロックシフトも、特定ノートの連続エディットもできません。つまり、基本的なシーケンサー機能しか使えないのです。データを録音し、マイクロスコープで一個一個エディットし、間違えたらまたいれなおし。アンドゥなんて機能はもちろんないです。だからみなさんは今のシーケンサーを使ってください。パソコンのソフトシーケンサーを勉強するべきです。でも私はもうしばらくこれと一緒に仕事をするつもりですが。


注*現在はCubaseに移行しています。でもいまだに手放せませんね。

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