●私の愛器を紹介します
〜Clavier-Nord Lead〜
クラヴィア ノードリード(クラヴィアとはメーカー名、ノードとは「北」という意味です)


←これがNord Leadです

1.特徴


※バーチャルアナログシンセの草分け、元祖、原点。PCM音源のシンセ全盛期にあって衝撃的デビューを果たす。スウェーデン製。登場と同時に絶賛を浴び、影響を受けてか、ニセ・ノード・リードが日本のメーカーからいくつも出ました。しかしこの出音の暖かさ、アタックの鋭さ、低域の豊かさ、操作系の洗練度、どれをとっても足元にも及ばないようです。私はこれなくしては仕事ができないのです。名機プロフェット5の代用品という設定で作られたようですが、私にはまったく別物シンセという感じです。

2.弱点

ないです。しいてあげれば音色メモリーの数。そして拡張ボードがないと4音ポリでガマンしなくてはならないこと。でもそんなことどうでもいいくらい音がいい。今回はそれですべてを許しましょう。

3.用途

ありとあらゆる音作りに最適。ソロ系もパッド系もベースも・・・ほんとすばらしい!いうことなし。日本のメーカーもはやく追い付いてほしいです。

※バーチャルアナログ
アナログとは、オッシレターという発振機が出す音の素材をフィルターによって倍音をカットするシンセです。バーチャルアナログは、この一連の過程をデジタルでシミュレーションするものです。常に安定したピッチが得られ、温度差や電圧変動に弱いアナログの欠点を補うことができます。また、昔のモジュラーシンセ(パッチコードで各ブロックをつないで音を作るシンセ)のシミュレートをするものもあり、パソコン画面上で簡単に操作できます。

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